料理をしている時の悩みの一つに料理が冷めてしまう事が挙げられます。
せっかく温かい料理を作っても冷めてしまうのは悲しいですよね。
少しでも料理が冷めないように皿を温めておきたいところです。
そこで電子レンジで皿だけ温めるのはアリなのでしょうか?
またオーブンで温めるのはアリなのでしょうか?
今回はこれらの疑問について調べましたので、見ていって下さいね。
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電子レンジで皿だけ温めるのはアリ?
手軽に温められるものといえば電子レンジが真っ先に思い浮かぶという人も多いでしょう。
そんな電子レンジで皿だけ温めるのはアリなのでしょうか?
その疑問について触れる前に、まずは電子レンジの仕組みについて知っておく必要があります。
電子レンジはマイクロ派という電磁波で加熱しています。
マイクロ波を浴びると、その物質はマイクロ波のエネルギーによって温度が上がるんです。
振動する物質の代表的なものが水分です。
水の分子が振動することで温度が上昇し、温められています。
大抵の食品には水分が含まれているので温められているというわけなんですね。
つまり振動できる水分があれば温められるという事です。
ではここで電子レンジで皿を温めるのはアリか?という疑問に戻ります。
皿には基本的に水分がありません。
そのため皿だけの状態では、いくら電子レンジを使っても温かくなりません。
ただし更に水が付いていたり水が入っていれば温かくなります。
電子レンジから皿を取り出す時に熱かったという経験をした事はありませんか?
それは盛られていた料理が加熱され、その熱が皿を加熱しているためです。
つまりその状態を作れば皿も温まるというわけです。
ちなみに陶磁器や金属類が付いた皿などはそもそも電子レンジで使えません。
特に金属類が付いた皿は電子レンジの故障や最悪の場合、火災の原因となるので絶対に入れないようにしてください。
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電子レンジの皿の温め方は?オーブンは?
先ほど書いたように、皿には水の分子がないのでだけを電子レンジに入れても温まる事はありません。
強いて挙げるなら皿を少し濡らすなどして水分があれば温まります。
なお電子レンジではなくオーブンで温める方法もあるようです。
オーブンは電子レンジとは加熱仕組みが異なり、内部を熱で高温にすることで加熱します。
水分を必要としないのでこちらの方が皿が温まりやすいです。
ただし通常の皿だと、割れる・歪む・装飾が剥がれるなどの問題が発生するおそれがあります。
耐熱ガラスやそれぞれに対応した皿を使うようにしましょう。
また、加熱後にすぐに水につけたりすると急激な温度変化で割れるおそれがあります。
こういった理由があるためか、
・皿に熱湯を入れる
・温めた濡れタオルの上に皿を置く
といった方法が一般的なようです。
皿を温める際は注意しながら行ってくださいね。
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まとめ
皿自体は水分を含んでいないため、電子レンジで加熱しても温まりません。
ただし水が付いていれば水の分子が振動するので温まります。
ただし陶磁器や金属類の付いた食器ではそもそも電子レンジは使えないので注意してください。
オーブンは電子レンジとは温める仕組みが違うため、皿を温める事はできます。
ですが対応したものでなければ皿が割れたり劣化したりするおそれがあります。
またオーブン対応の皿であっても、加熱直後に水につけるなど急激な温度変化をさせると割れる場合もあります。
皿を温める際は十分に注意しながら行うようにしてくださいね。