洋菓子のお店などで見かける事があるカヌレ。
見た事はあるけど食べた事はないという人もいるでしょう。
カヌレはどんな味なのでしょうか?
また食感はモチモチなのですがその理由は何なのでしょうか?
そしてカヌレはフォークで食べるのが正しいのでしょうか?
カヌレについて色々調べましたので、見ていって下さいね。
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カヌレはどんな味?美味しい?味の種類は?
カヌレはフランスで古くから作られているお菓子です。
その特徴は、
・蜜蝋(みつろう)が入っている
・カヌレ型と呼ばれる小さな型で焼く
という点です。
カヌレという言葉には“溝のついた”という意味があります。
その名の通り溝が入った見た目をしています。
そんなカヌレですがどんな味なのでしょうか?
後述するフレーバーによって多少違いはありますが、プレーンはラム酒(洋酒)やバニラの香りがふわっと効いた優しい甘さが楽しめます。
表面は黒めの焼き目がついていてカリッと香ばしく、内側はしっとりモチモチ食感です。
内側と外側で違った食感を楽しめるのもカヌレの魅力です。
そしてカヌレは様々なフレーバー、味が楽しめるお菓子でもあります。
例えば、
・コーヒー
・カカオ
・抹茶
・マンゴー
・ココナッツ
・シトロン
・チェリー
など豊富です。
お店によって様々な味があるので探して食べてみると新たな発見があるかもしれませんよ。
カヌレの食感!中がもちもちの理由はなぜ?
ところでカヌレといえば表面カリカリ、中はしっとりモチモチとした食感です。
このカヌレのもちもち食感の理由は何なのでしょうか?
カヌレのレシピは大量にありますが、その多くで強力粉と薄力粉を混ぜ合わせて使っています。
もちもち食感に欠かせないのが強力粉です。
薄力粉だけで作ると弾力があまりないスポンジ生地のようになってしまいます。
そして薄力粉と強力粉の比率で記事の膨らみ具合と食感が変わります。
強力粉の割合が高くなればなるほど膨らみやすく、モチモチな食感になるんです。
ちなみに強力粉だけで作ると焼いた時に生地が膨れ過ぎて爆発しやすくなります。
食感もかなり硬くなってしまい、カヌレとは言い難いものとなってしまいます。
カヌレのあのモチモチとした食感は薄力粉と強力粉の絶妙なバランスからできているのです。
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カヌレの食べ方はフォークがマナー?
ところでカヌレの食べ方ってどうするのが正しいのでしょうか?
カヌレはフランスの伝統的なお菓子です。
フランスといえばフランス料理が浮かびます。
フランス料理ではナイフやフォークなどを使って食べますよね。
カヌレもフォークで食べるのがマナーなのでしょうか?
実はカヌレの食べ方は2通りあります。
1つ目はナイフとフォークで切り分けて食べるというものです。
カヌレは外側が蜜蝋で固められているため、少し硬いです。
そこでナイフとフォークを使い、表面にある溝に沿って切り分けて食べます。
でも硬いからこそ切る時に崩れてしまいそうですよね。
切るコツがあり、ナイフは垂直に入れて引くようにして切ります。
すると綺麗な状態で食べる事ができます。
2つ目は手で食べるというものです。
実際にこの食べ方をしている人も多いと思います。
本場フランスでは日常のおやつとして買う時は紙袋に入れて渡される事も珍しくありません。
そんな時は袋から取り出してペーパーなどに包んでそのまま食べるようです。
フォークを使う食べ方があると手で食べるのはマナー違反と思うかもしれません。
でも決して“手で食べる=マナー違反”というわけではないのです。
カヌレを食べるシーンに合わせて使い分けできるようになれば様々なシチュエーションに対応できますよ。
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まとめ
カヌレは表面はカリカリ、中はしっとりモチモチとした食感が特徴です。
味は様々なフレーバーがあるので多少違いはありますが、プレーンはラム酒(洋酒)やバニラの香りがふわっと効いた優しい甘さです。
カリカリの表面は香ばしさもあります。
そんなカヌレの表面のカリカリは蜜蝋が、内側のもちもち食感は強力粉によって作り出されます。
蜜蝋で表面が硬いのでナイフとフォークを使って食べるのがマナーの1つです。
ただしナイフ+フォークだけがマナーというわけではなく、本場フランスでもシーンによっては手で食べる事も多いです。
近年色々なカヌレのお店が増えてきています。
お店によって様々なカヌレがあるのでぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。