食べ物を保存しておく電化製品といえば冷蔵庫です。
現在では私達の生活の必需品となっている冷蔵庫ですが、冬は寒いですよね。
それならば冬は冷蔵庫がいらないのでしょうか?
また、ベランダが冷蔵庫の代わりになるのでしょうか?
冷蔵庫に必要性に関する疑問について調べましたので、見ていって下さいね。
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冬は冷蔵庫いらない?
住んでいる地域や環境にもよりますが、冷蔵庫内と同じ温度であれば冬は冷蔵庫がなくても過ごせる可能性があります。
冷蔵庫の温度は3~6℃くらいになっています。
スーパーで販売されている食品の表記を見てみると“要冷蔵(10℃以下)”と書かれているものが多いです。
中には例外のものもありますが、それでも10℃以下となっているものが多いです。
つまりこの条件を満たす場所であれば冷蔵庫は必要ないという事になります。
しかし温度だけ条件を満たせばどんな食品でも保存できるのかというと、そういうわけではありません。
冷蔵庫なしで保存しやすい食品の条件は温度以外にもあるからです。
その条件とは、
・水分が少ない
・空気に触れていない
・塩や油漬けされている
という事です。
反対にこの条件を満たしていないものは冷蔵庫がないと保存できないものという事になります。
・生肉
・生魚(刺身含む)
・果菜類(トマト、おくら、きゅうり、かぼちゃ、なすなど)
・葉野菜(水分が多いほど傷みやすい)
・果物(バナナ、もも、パイナップルなど)
なお果菜類や葉野菜、果物は水分が多いほど傷みやすいです。
このような食品を購入する家庭の場合は冷蔵庫を使った方がいいでしょう。
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冬はベランダを冷蔵庫代わりにできる?
ではベランダを冷蔵庫の代わりにできるのでしょうか?
ベランダは外なので家の中よりも冷えそうですよね。
こちらも住んでいる地域や環境にもよるのですが、ベランダを冷蔵庫代わりにする事は可能です。
ただしその際に注意点があります。
部屋の中でもいえる事なのですが、氷点下になる場合は要注意です。
特に飲み物は危険で、外気温が氷点下になると飲み物が凍結してしまいます。
最悪の場合、飲み物が入っている缶やビンが破裂するおそれがあります。
他にも凍ることで品質が低下するような食べ物も氷点下での保管に向いていません。
またこれも部屋の中でもいえる事なのですが、ベランダは冷蔵庫と違い温度が安定しません。
そのため完全な冷蔵庫の代わりというわけにはいきません。
特に冬から春に変わっていく時期は気温の変化が激しくなります。
冷蔵庫以外で保管する際はこれらの点に注意してくださいね。
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まとめ
冬は気温が冷蔵庫と同じくらいの3~6℃であれば冷蔵庫なしでも過ごせます。
ただしすべての食品が大丈夫というわけではありません。
水分が少ない、空気に触れていない、塩や油漬けされているといった条件を満たしている必要があります。
またベランダでも部屋でも気温が合えば冷蔵庫の代わりになりますが、注意しなければいけない点があります。
氷点下になる場所での保存は避け、気温の変化にも注意しましょう。
上手に使いこなせれば自然の冷蔵庫である程度は過ごせるはずなので、安定した環境を探してみてくださいね。