カビがうつ病の原因になるのでしょうか?肺や脳の病気の原因にもなるのか?
湿気が多いと部屋や体がベタベタしてしまったり、換気を怠ると部屋や押し入れなどにカビが発生してしまうことがありますよね。
このカビが原因でうつ病になってしまうことがあるのでしょうか。
肺や脳の病気の原因にもなる?
カビが原因で病気になってしまうことがあるのかについて調べましたので、見ていって下さいね。
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カビがうつ病の原因になる?
湿気が多くなると除湿しないと押し入れや壁などにカビが発生してしまいますよね。
梅雨の時期になると家の中が湿気が多くなるため除湿することがとても大切ですが、カビが発生しているのに何もしないとうつ病を発生してしまうのでしょうか。
アメリカの医学誌ではカビの生えた家に住んでる人はうつ病のリスクが高くなるという報告がされたそうです。
アメリカの大学で、約6000人の対象者を調べた結果うつ病と診断された人の多くは家にカビが発生していたことから何か因果関係があるのではと言われているそうです。
ただ、カビが発生したからうつ病を発症したのか、うつ病だから掃除ができずにカビが発生したのかまでは究明されていないそうですが、カビから発生する胞子は体に入ると喘息や疲労感、頭痛などを引き起こすとも言われているそうですので、やはりカビが発生しないように日ごろからこまめに掃除をしておくことが大切なようですね。
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カビは肺や脳の病気の原因になる?
カビが生えている家に住んでる人でうつ病発症した人の割合が高いと書きましたが、うつ病以外にもカビは肺や脳の病気を引き起こしてしまうことがあるのでしょうか。
カビは家の中だけでなく外でも常にあるものですが、特にエアコンやお風呂などの水回りに存在してるトリコスポロンと呼ばれるカビがあり、このカビを吸い込み続けることによって夏型過敏性肺炎を発症してしまうことがあるそうです。
この病気は家の中にいると発熱や咳が出るのですが、外に出るとこういった症状が治まったりするそうで、ただの夏風邪だと思ったら実はこのカビが原因の肺炎だったということがあるそうです。
家の中のカビではないのですが、鳩の糞に含まれるカビにクリプトコッカス・ネオフォルマンスと呼ばれるカビ菌があり、このカビが肺や脳に入ってしまうと髄膜炎や肺炎を引き起こしてしまうことがあるそうです。
カビは家の中だけでなく様々な場所に存在してるものです。
これらを予防するためにはやはり外出先から戻ってきたときは手洗い、うがいをしっかりする。
こまめに家の中の掃除をして、カビが発生しないようにすることが病気を発症しない為に大切なことになります。
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まとめ
湿気が多い状態で放っておくと家の中にカビが発生してしまいます。
このカビを多く吸い込むことによってうつ病を発症するとも言われていますが、もともとうつ病だった人が掃除できないためにカビを発生させてしまったのか、カビが発生したから発症したのかまではまだ分からないそうですが、カビは肺や脳に入り込んでしまうと髄膜炎や肺炎を引き起こしてしまうことがありますので、そうならないためにも家の中にカビが発生しない様にこまめに掃除をしたり、外出から戻った時は手洗いうがいをしっかりするなど、カビが体内に入らない様にして予防することが大切になります。