日本でもキムチは人気の漬物ですよね。
スーパーに行くと色々なメーカーから販売されているキムチが並んでいます。
種類も豊富でどれを買おうか迷ってしまいます。
ところでキムチのパッケージに特定のマークが付いてたり付いていなかったりするのを知っていますか?
キムチのマークの意味は何なのでしょうか?
あのキムチのマークで本物の発酵キムチと分かるのでしょうか?
そしてキムチの発酵と非発酵の違いは何なのでしょうか?
今回はキムチに関する上記の疑問について調べましたので、見ていって下さいね。
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キムチのマークの意味は?本物の発酵キムチと分かる?
キムチのパッケージを見ると黄色いキャラクターのマークが付いているのを見た事はありませんか?
あのマークには名前があり“キムチくんマーク”といいます。
すべてのキムチにマークがあるのかというと、そういうわけではありません。
キムチくんマークがないキムチも存在します。
ではキムチのマークの意味は何なのでしょうか?
キムチくんマークは韓国産の熟成発酵キムチにのみ掲載が許可されているマークです。
つまり発酵・非発酵を見分ける事ができるマークという事です。
キムチくんマークが付いているキムチは韓国の材料を使用して韓国の伝統的な製法により熟成発酵させています。
よく勘違いされがちなのですが、国産のキムチだからといって非発酵キムチだというわけではありません。
確かに国産キムチの多くは非発酵キムチです。
しかし国産キムチの中にはしっかりと熟成発酵させているものもあります。
ただしこの場合は条件を満たしていないので、当然ながらキムチくんマークは付いていません。
見分ける方法としては“熟成発酵”や“乳酸発酵”といった文字が書かれているかを確認するといいでしょう。
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キムチの発酵と非発酵の違い
キムチは発酵でも非発酵でもそれぞれに美味しさがあります。
そもそもキムチの発酵と非発酵の違いとは何なのでしょうか?
発酵と“非”発酵という名称からも分かる通り、製造方法が違います。
発酵キムチは塩漬けした白菜などに薬味を加え、魚介類(オキアミやイワシなど)の塩辛を利用して低温で発酵させて作ります。
一方の非発酵キムチは化学調味料などを代用してキムチ味にし、野菜を浅漬けにしたものです。
そして製造方法の違いによって得られる効果も違います。
発酵キムチは乳酸発酵を行っているので乳酸菌が多く含まれています。
つまり発酵キムチを食べることにより腸内環境を整えたり免疫力を高められるんです。
非発酵キムチはキムチ風の浅漬けなので乳酸菌はいません。
しかし食物繊維など、野菜が本来持っているものは摂る事ができます。
決して発酵キムチ以外が悪いというわけではないという点は覚えておきましょう。
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まとめ
キムチのパッケージにあるマークは“キムチくんマーク”といい、韓国産の熟成発酵キムチにのみ掲載が許可されています。
このマークがあることで発酵・非発酵を見分ける事ができます。
ただ国産だからマークが付いていないだけで、国産であっても発酵キムチも存在します。
その場合は“熟成発酵”や“乳酸発酵”といった旨の記載があるので確認する事ができます。
キムチを買う際はキムチくんぜひこれらの表記があるかどうかぜひ確認してみてください。
発酵キムチと非発酵キムチの違いは製造方法と、それに伴う乳酸菌の存在の有無です。
乳酸菌がいることで、発酵キムチには腸内環境を整えたり免疫力を高める効果が期待できます。
とはいえ、発酵キムチには発酵キムチの、非発酵キムチには非発酵キムチの良さがあります。
絶対に発酵キムチじゃないとダメ!という事はないのでお好みのキムチを購入してくださいね。