新米ですが、虫が沸くことがあるのでしょうか。
もし虫が出てしまった時の駆除方法や虫は冷蔵庫に入れておくと死ぬのでしょうか。
秋には新米が店頭で出回りますよね。
店頭で新米表示がかかれたお米を見ると秋が来たなーと感じられる人も多いのではないでしょうか。
新米には虫が沸くのかや、駆除方法や冷蔵庫で死ぬのかについて調べましたので見てくださいね。
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新米には虫が沸く?
秋になると食欲の秋で食べ物がとても美味しい時期ですよね。
新米もこの時期に収穫されますが、そんな新米に虫が沸いてしまうことがあるのでしょうか。
実は新米以外にもお米に虫が沸いてしまうことがあるそうです。
特に代表的な虫であるのがノシメマダラメイガとコクゾウムシだそうです。
ノシメマダラメイガはお米のヌカヤ芽の部分に卵を産み、その卵から孵化した幼虫はヌカを食べて成長し、やがて蛾となって飛んでいくそうです。
このノシメマダラメイガは夜行性の蛾でヌカや小麦粉などの穀粉の匂いを嗅ぎつけて卵を産み付けるそうです。
この虫はお米の袋を破って中に入り込んでくることがあるそうですので、必ず密閉できるよう気に入れ替えて保管するようにして下さいね。
もう一つのコクゾウムシは甲虫の一種の虫で、鼻づらが象の鼻の様に長く伸びていて、このコクゾウムシは米粒の中に卵を産み付けるそうです。
孵化した幼虫はお米を食べながら大きくなり、成虫となって米粒から出てきます。
このコクゾウムシは玄米も好きな虫で、精米する前の玄米の時にすでに卵を産み付けていることがあるそうです。
また精米する過程での熱では死滅することは無く、予防するには精米所を徹底的に清掃する必要があります。
こちらも虫の侵入を防ぐために密閉容器などに入れてできるだけ温度の低い所で保管するようにして下さいね。
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米の虫は冷蔵庫で死ぬ?
では米についた虫は冷蔵庫に入れると死んでしまうのでしょうか。
残念ながら冷蔵庫に入れただけでは虫は死にはしないようです。
ただ、冷蔵庫に入れると虫は休眠状態になりますし、卵は孵化できなくなりますので、もし虫が心配でしたらお米を冷蔵庫で保存し、お米を研ぐときに取り除くようにするといいかもしれません。
米につく虫は一度米を天日干しにすると虫が逃げていくため良い方法ですが、あまり干し過ぎるとお米自体が乾燥してしまい、炊いたときにボロボロになって美味しくなくなることがあるそうですので、短めにするといいかもしれませんね。
冷蔵庫に入れておくと今ついている虫をこれ以上増やさないことにもなりますので、できるだけお米は冷蔵庫に保存しておくようにするのはいい方法なのではないでしょうか。
まとめ
お米には新米に限らず虫がついてしまうことがあります。
保存方法がお米の袋のままで気温の高いところなどに置いておくと気づくと袋の中に虫がたくさんついてしまっているなんてことになります。
冷蔵庫に保存しておくと虫が付くのを防ぐこともできますし、もし虫が付いていても卵が孵化できず、虫も休眠状態になるようですので、冷蔵庫で保管するといいのではないでしょうか。
万が一食べてしまっても健康上問題は無いそうですが、あまり気持ちの良いものではありませんので、できるだけ虫が付かないように予防をして美味しくお米を食べてくださいね。