ススキとパンパスグラスの違いは何でしょうか?
食べる事はできるのでしょうか?
秋になるとススキが川の堤防などに生えているのを見ることが多くなるかと思いますが、ススキと間違えやすいパンパスグラスという植物があるそうです。
この二つの植物の違いは何なのでしょうか。
食べることはできる植物?
ススキとパンパスグラスの違いや、食べる事はできるのかについて調べましたので、参考にしてくださいね。
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ススキとパンパスグラスの違いは?
秋になるとススキが生えて月見をするときには団子と共に飾る人も多いのではないでしょうか。
そんなススキによく似ている植物があって、その名前はパンパスグラスという植物だそうです。
これら2つの植物の違いは何なのでしょうか。
ススキはイネ科ススキ属の植物になり、秋の七草の一つでもあります。
高さは1mから2mほどの高さになり、茎の先端には十数本に分かれた花穂を付けるそうです。
この花穂は赤っぽい色だそうですが、種には白い毛が生えており、この白い毛が多くあるため穂が白っぽくなっています。
このススキは茅とも呼ばれており、かやぶき屋根の材料としても使われていました。
現在はかやぶき屋根の家が少なくなっているため、以前は茅場として使われていたススキ草原も雑木林などに変わってしまっているようですね。
一方ススキに似ているパンパスグラスはシロガネヨシとも呼ばれ、イネ科シロガネヨシ属の植物になっています。
ススキよりも高く伸びるため、大体2mから3mもの高さまで成長するそうです。
茎につく花穂は羽毛のような花穂で、雄株と雌株とがあり、雄株は花穂が細長いのに対して、雌株は幅広く綿毛を持っているそうです。
色はピンクがかった白銀色の綿毛です。
一見すると似ている2つの植物ですが、よく見ると花穂の形などが違うようですし、その背の高さにも違いがあるようです。
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ススキとパンパスグラス、食べることができる?
ススキは茅としてかやぶき屋根の材料になると書きましたが、食べることはできるのでしょうか。
動物などの餌としてススキを利用することはあるようですが、さすがに人が食べる様なものではないようですね。
ではパンパスグラスはどうなのでしょうか。
こちらも食べることはできないようです。
毒性がある植物ではないかともいますが、食べても美味しくはないと思いますよ。
まとめ
ススキとパンパスグラスはちょっと見るだけではよく似ていてススキに間違えてしまうこともあるかと思います。
ですがよく見ると花穂の形や色、背の高さなどが違いますので、よく観察してみてくださいね。