トンボが飛んでいるのを見かけるとその季節を感じたりします。
トンボって童謡などの歌でも馴染みのある虫ですよね。
そんなトンボですが普段どこにいるのでしょうか?
また、夜や雨の日はどこにいるのでしょうか?
今回はトンボの生息地について調べましたので、見ていって下さいね。
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トンボは普段どこにいる?生息地の場所として多いのは?
外でトンボを見かけた事がある人は多いでしょう。
トンボが飛んでいるのを見るとその季節を実感したりしますよね。
そんなトンボは童謡をはじめ、様々な歌に登場したりしています。
そのくらい人間にとって馴染みのある虫であるトンボですが、普段はどこにいるのでしょうか?
生息地の場所として多いのはどこなのでしょうか?
トンボの生息地は大きく分けて3つあります。
流水域:河川や小川など
止水域:池や沼、湖など
湿地:田んぼや湿原など
トンボの幼虫であるヤゴは水中にいるため、水があるのが必須条件ですし、成虫も水の近くに普段いるようです。
ただしアキアカネなどの一部のトンボでは、夏は山地に移動して秋に低地に戻ってくるといった感じで移動する種類もいます。
またエサや水質、水深、水草、流速、周囲の環境などの好みは種類により異なります。
なので同じ池でも同じ種類のトンボがいるとは限りません。
そしてトンボは季節的にも棲み分けているんです。
一口にトンボといってもその種類はとても多く、日本には200種類近くが生息しています。
もちろん地域によって種類が違うので200種類全てが同じ地域にいるという事はありません。
しかしそれでも多いのは事実です。
そこで季節による棲み分けです。
例えば、
春:シオヤマトンボ、ヨツボシトンボ
初夏:ハッチョウトンボ、エゾイトトンボ、クロスジギンヤンマ、ニホンカワトンボ、
夏:ギンヤンマ、オニヤンマ、キイトトンボ、シオカラトンボ、ハグロトンボ
秋:アキアカネ、ナツアカネ、ノシメトンボ、オオルリボシヤンマ
といった風に、季節によって生息しているトンボはある程度分かれています。
目当てのトンボがいるのなら、その季節に水辺に行くと見つかるかもしれませんね。
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トンボは夜や雨の日はどこにいる?
晴れや曇りの明るい時間帯はよく見かけるトンボでも、夜や雨の日だと見かけなくなります。
ではトンボは夜や雨の日はどこにいるのでしょうか?
トンボは昼行性です。
そのため夜は活動しません。
また、雨の日も活動せずに雨宿りをしている事が多いです。
夜は草や木の枝にぶら下がって眠るかのようにじっとしています。
虫は動物の睡眠とはちょっと異なります。
なので私達が眠っている状態とは違うのですが、活動をストップしている状態なので眠っているといっていいかもしれません。
他の動物や天敵の鳥に見つからないように目立たない所でじっとしているので、夜や雨の時はなかなか見つけられません。
ちなみに突然の雨だったりするとトンボが飛んでいる事があります。
トンボの筋肉はとても発達しており、翅を動かす力は凄まじいです。
なので他の飛ぶ虫よりも雨が負担になりにくいです。
とはいえ、本来は雨宿りをするので雨の日にトンボを頻繁に見かける事はないでしょう。
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まとめ
トンボは種類によって生息地が異なり、種類によっては時期でいる場所が異なったりします。
また季節的な棲み分けをしており、同じ場所でも季節によって生息しているトンボの種類が異なります。
そしてトンボは昼行性なので、夜や雨の日は草や木の枝にぶらさがってじっとしています。
トンボは筋肉が発達しているため多少の雨なら問題なく飛べます。
そのため雨の日でも飛んでいるトンボを見かける事がありますが、基本的には雨宿りをしています。
トンボを探したい場合は、目当ての種類がどういう生息地でどの季節にいるのかを調べてから探すといいでしょう。