多くの人は肉を食べると思いますが、肉といっても色々な種類がありますよね。
牛肉や豚肉、そして鶏肉もその中の一つです。
鶏肉一つを見ても色々な種類があります。
そして雛鳥や若鶏、親鳥と書かれているのを見た事はありませんか?
雛鳥と若鶏と親鳥の違いは何なのでしょうか?
調べてまとめてみました。
また、雛鳥と若鶏と親鳥を唐揚げにした時の違いはどんな感じなのでしょうか?
今回はこれらの点について調べましたので、見ていって下さいね。
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雛鳥と若鶏と親鳥の違いは?
鶏肉を見ていると“若鶏”と記載されているのを見た事はありませんか?
他にも表記の種類はあり、雛鳥や親鳥といった記載もあります。
ところで雛鳥と若鶏と親鳥、この3つの違いって何なのか気になりませんか?
雛鳥と若鶏と親鳥の違いは一体何なのでしょうか?
雛鳥とはいわゆる“ひよこ”の事を指します。
が、雛鳥(若鶏)と記載されている場合も多く、鶏肉の場合は雛鳥=ひよことは限らないようです。
というのも、鶏の成長スピードは元々速く、ひよこの姿でいるのは生後1ヶ月もありません。
そして4ヶ月~半年程度で成鶏になります。
ブロイラーとも呼ばれている肉用鶏は更に短期間で成鶏に達するように育種改良されていて、なんと半分以下のスピードで成鶏になるんです。
そして若鶏とは一般的に孵化後3ヶ月未満のものを指します。
国内で流通している鶏肉のほとんどはこの若鶏です。
雛鳥でいる期間が短いため、雛鳥と若鶏が混合されている場合があります。
実際に“ひなどり(若鶏)”と記載されているケースも存在します。
なので雛鳥=ひよことは限らないのです。
親鳥は若鶏が成長して年齢を重ねたものです。
ほとんどの場合は卵を産んだ鶏です。
成長するまでの人件費などのコストがかかる事に加え、あまり売れないため採算が合わずあまり飼育されていません。
若鶏よりも貴重なため価格が高い傾向にあります。
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雛鳥と若鶏と親鳥を唐揚げにした時の違いは?
雛鳥と若鶏と親鳥の違いは調理した時にも出るのでしょうか?
例えば雛鳥と若鶏と親鳥を唐揚げにした時の違いはどのような感じなのでしょうか?
雛鳥と若鶏の肉はふっくら柔らかく、旨みが詰まっています。
更に火を通しても硬くなりにくく、ジューシーで美味しいです。
そのため唐揚げに適しています。
雛鳥は若鶏よりも柔らかいのですが、若鶏よりも成長途中であるため身が小さい場合があります。
一方、親鳥の肉質は硬くジューシーさは少ないです。
そのため唐揚げで食べるとパサパサした感じがします。
しかし親鳥の肉はしっかりとした歯ごたえで、噛めば噛むほど鶏肉本来の風味が口の中に広がります。
そのため親鳥の肉が好きという人も多いです。
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まとめ
鶏の成長スピードは速く、いわゆる“ひよこ”である期間はとても短いです。
そのため雛鳥と若鶏は混合され、同義語の扱いをされている事もあります。
“ひなどり(若鶏)”と記載されているケースも実際に存在しています。
親鳥は若鶏が成長して年齢を重ねたもので、ほとんどの場合は卵を産んでいます。
肉質は雛鳥と若鶏が柔らかくてジューシー、親鳥が硬くてしっかりとした歯ごたえがあります。
唐揚げに適しているのは雛鳥と若鶏とされています。
しかし噛めば噛むほど鶏肉本来の味が楽しめる親鳥の肉が好きだという人も多いです。
もしも雛鳥と若鶏、親鳥の唐揚げを食べる機会があるなら食べ比べをしてみてはいかがでしょうか。