シマエナガは北海道に生息する鳥です。
丸くて白いその見た目から“雪の妖精”といった呼び名もあります。
そんなシマエナガですが、雪の妖精といわれるように冬のイメージが強いです。
ではシマエナガの夏の過ごし方はどのような感じなのでしょうか?
また、どこにいるのでしょうか?
今回はシマエナガの冬の過ごし方も併せて調べてみましたので、見ていって下さいね。
スポンサーリンク
シマエナガの夏の過ごし方は?どこにいる?
シマエナガは北海道に生息するエナガの亜種です。
冒頭でも書いたようにシマエナガは雪の妖精と呼ばれる事もあります。
ではシマエナガは夏はどのように過ごしているのでしょうか?
シマエナガが夏はどこにいるのか、そして夏の過ごし方について調べてみました。
シマエナガは冬が終わると山奥の葉の生い茂る森の中へ帰っていく場合がほとんどです。
つまり夏になる頃には公園や街中で見かける事は少なくなります。
山奥に帰ったシマエナガはいくつもの家族が集まり、時には100羽ほどの群れになるそうです。
冬は多くても10羽程度の群れなので、かなり大規模な群れで過ごしているという事が分かりますね。
なお白くてまん丸な姿が印象的なシマエナガですが、実は夏だと違うんです。
夏のシマエナガはすっきりとしたスマートな見た目です。
冬は北海道の寒さに耐えられるように、羽毛に空気を含ませて膨らんでいるんです。
なので冬以外はふっくらとした見た目をしていません。
夏は羽の色も少し茶色がかっているため、いたとしてもシマエナガだと気付きにくいかもしれませんね。
なおシマエナガは春夏秋だと虫を好んで食べています。
スポンサーリンク
シマエナガの冬の過ごし方は?
シマエナガの冬の過ごし方ですが、10羽ほどの群れで過ごします。
夏の100羽程度の群れと比べるとかなり少ない数の群れです。
また、山奥から出てくるので公園や街中でも目撃される事があります。
そして寝る時は同じ枝の上でくっついて並ぶ事が多いです。
この姿も可愛くて人気となっています。
なおシマエナガは春夏秋は虫を好んで食べるというのは先ほど書きました。
しかし冬だと虫もほぼいません。
では冬は何を食べているのかというと樹液などを食べて過ごしています。
季節によって食べる物が違うなんて興味深いですね。
スポンサーリンク
シマエナガは冬以外に会うことはできない?
シマエナガは雪の妖精と呼ばれるように冬に見かける事が多い鳥です。
では冬以外に会うことはできないのでしょうか?
シマエナガの多くは冬が終わると山奥へと帰っていくため、街中や公園で見かける事は少なくなります。
しかしたまにですが冬以外でも見かける事があります。
ただしシマエナガは北海道の寒さに耐えられるように、冬は羽毛に空気を含ませて膨らんでいます。
逆に冬以外はふっくらとした見た目をしておらず、羽の色も少し茶色がかっています。
そのため、仮にいたとしてもシマエナガだと気付きにくいかもしれませんね。
スポンサーリンク
まとめ
雪の妖精という呼び名もある可愛らしい見た目をしたシマエナガ。
夏は山奥へと帰って冬とは異なった大規模な群れで過ごしています。
冬は街中や公園にも姿を見せるため目撃する機会も増えます。
しかし冬以外は会えないかというとそういうわけではありません。
実は冬以外でも街中や公園にいるシマエナガも少しいるようです。
ただし羽毛の膨らみ方による体型の違いや羽毛の色が異なるため、気づきにくいかもしれません。
北海道に行く事があれば是非シマエナガを探してみてはいかがでしょうか。