夏になるとカナブンを見かける事が多くなります。
家の中に入ってきたという経験がある人も少なくありません。
特に虫が苦手だと家の中に入ってきてほしくないですよね。
しかしそんな気持ちとは裏腹にカナブンは大量発生するという話を耳にします。
カナブンの大量発生の原因は何なのでしょうか?
また、カナブンの大量発生はマンションで発生しやすいのでしょうか?
カナブンについて色々と調べましたので、見ていって下さいね。
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カナブンの大量発生の原因は何?
カナブンはいつの間にか家に入り込んできたりします。
割と存在感のある虫なので、特に虫が苦手な人にとっては恐怖でしかありません。
そんなカナブンがは大量発生したという話をたまに聞きます。
カナブンの大量発生の原因は何なのでしょうか?
虫が大量発生する原因は数多くあるといわれています。
しかしすべての原因が解明されているわけではありません。
原因の一つと言われているのがカナブンにとって居心地のいい環境が整っているというものです。
虫が大量発生するメカニズムとして、
繁殖期にエサが豊富にあったため、多くの個体が繁殖にまで至る
↓
例年より多くの幼虫が生まれる
↓
幼虫のエサも十分に存在するため、幼虫の生存率も高まる
↓
次の孵化の時に大量発生する
というものがあります。
つまりカナブンもこの状況になれば大量発生します。
ただし、カナブンの主食は、
・クヌギやコナラの樹液
・木の花の蜜
・腐った果物の汁
などです。
カナブンのエサとなるような木がある日突然増えるという事は考えにくいです。
考えられるとしたら腐った果物を放置している可能性ですが、それも違う場合はカナブンではなく別のとある虫かもしれません。
それについて次で触れたいと思います。
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カナブンの大量発生はマンションで発生しやすい?
カナブンがマンションで大量発生したという話もたまに聞きます。
しかし先ほども触れたように、カナブンの主食はある日いきなり簡単に増えるようなものではありません。
マンションで大量発生したというカナブンは、実はカナブンではなくコガネムシである可能性があります。
つまり別の虫です。
コガネムシの主食は、
・バラ
・オリーブ
・ラベンダー
・アジサイ
などの植物です。
これらの植物はガーデニングでも人気のある植物で、名前にも馴染みの深いものが多いですよね。
また、マンションのベランダでも比較的簡単に栽培できるものが多いです。
自分自身が育てていなくても隣人がこれらの植物を育てているのなら、大量発生の原因になる可能性は否定できません。
自身が育てている植物なら農薬を使う事で大量発生を防げますが、隣人の場合は勝手に農薬を使う事はできませんよね。
親しい間柄であれば一度虫の事を言ってみるといいでしょう。
また、コガネムシは夜行性で紫外線に寄ってくる性質があります。
もしも家で蛍光灯を照明として使っているなら、蛍光灯の灯りに引き寄せられている可能性もあります。
窓や網戸、カーテンをしっかりと閉めるのが確実です。
コガネムシだけでなくカナブンやその他の虫にも有効な対策といえるでしょう。
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まとめ
カナブンの大量発生の原因の1つとして、居心地のいい環境が整っていて繁殖し過ぎたというのが考えられます。
しかしカナブンの主食となるものは腐った果物がある以外、ある日突然増えるものではありません。
そこで考えられるのがカナブンではなくコガネムシである可能性です。
コガネムシはカナブンと似ていますが、ガーデニングなどで育てられる植物が主食に該当しています。
それが大量発生の原因となっている可能性があります。
また、性質として蛍光灯にも寄ってきます。
家の照明が蛍光灯の場合は特に窓や網戸、カーテンなどをしっかりと閉めておくようにしましょう。
この対策は他の虫にも効果的なのでオススメですよ。