人は体調が悪い時、体温を検温しますよね。
体調が悪くなくても最近は新型コロナの影響もあり検温をする機会が増えていると思います。
そんな体温ですが時間帯で変化するのでしょうか?
また体温をごまかす・下げる方法はあるのでしょうか?
これらの疑問について調べましたので、見ていって下さいね。
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体温の検温 時間帯で変化する?低い時間帯と高い時間帯!
ふと体温を測った時、体温が結構違ったという経験はありませんか?
人間の体温は熱が出る病気にかかっていない場合でも運動や気温、食事、睡眠、感情の変化などによって変動しています。
女性の場合は整理周期でも変動があります。
そして時間によっても変動しています。
朝・昼・夜と、24時間単位の体温リズム(概日リズム)があります。
早朝の4時前に最低となった体温が上昇し始め、昼頃から夕方までは高い状態で維持されます。
そして夜になると下がり始めます。
つまり体温が一番低い時間帯は早朝の4時前後、一番高い時間帯は夕方くらいという事です。
1日の体温の変動幅は1℃程度といわれています。
ちなみに高齢になると体温のリズムが変化してきます。
高齢者は朝の体温の立ち上がり方が若い人よりも早いです。
反対に夜に体温が下がるのも早くなっています。
ただし高齢者の体温は夜間の体温があまり上がらないため、1日の体温の変動幅が小さくなっています。
これは高齢者の体温の特徴です。
この影響で高齢者の体温は低くなりがちなのです。
このように年齢によって差はあるものの、人間の体温は時間帯で変化しています。
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体温の検温、ごまかす・下げる裏技は何かある?
まず前提として体温が上がるような事をしていない、上がるような環境じゃないのに体温が高い場合、体調が悪い可能性が高いです。
高熱で入場制限がある場合は制限されている理由があります。
ごまかして入る事で多方面に迷惑をかけてしまうおそれがあるので絶対にやめましょう。
走っていたり暑い中やって来ていたらどうしても体温は高くなってしまいます。
そんな状態で検温をしても体温が上昇しているので正確な値は測れません。
本来なら扇風機や冷房で体を冷ます事ができますが、建物の中に入る際の検温の場合はそれができません。
そんな時に下げる裏技は何かあるのでしょうか?
簡単で気軽にできるのが冷たいペットボトルを手で持つ事です。
深部体温は末梢血管内の血液を通して下げることができます。
つまり手のひらには放熱して身体を冷ましてくれる機能があるというわけなんです。
冷たいペットボトルを手で持つことで末梢血管内の血液の温度を下げられます。
ただし氷水のように冷た過ぎると、体を温めようとする防衛本能が働いて逆効果になってしまうので注意しましょう。
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まとめ
体温は時間帯で変化し、早朝4時前後に最低となった体温が上昇し始めます。
そして昼頃から夕方までは高い状態で維持され、夜になると下がり始めます。
1日の体温の変動幅は1℃程度とされていますが、高齢になると変動幅が小さくなります。
体温を測定する前に冷たいペットボトルを持つと体温を下げる事ができます。
ただし氷水レベルまで冷たいものを持つと逆効果となるので注意しましょう。
検温は健康を守るために実施されている事がほとんどです。
特に新型コロナが流行し始めてからはその傾向にあります。
再度になりますが体温が上がるような事をしていない、環境にいなかったにもかかわらず高熱になる場合は体調が悪い可能性が高いです。
その場合はごまかして検温をパスするような事は絶対にしないでくださいね。