発酵あんこというものが今話題になっています。
テレビで紹介され注目を集めている発酵あんこですが、まずい・苦いという声もあります。
果たして発酵あんこはまずい・苦いのでしょうか?
また発酵あんこの効果は便秘解消やダイエットなのでしょうか?
発酵あんこについて色々調べましたので、見ていって下さいね。
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Contents
発酵あんこはまずい・苦い?
話題になっている発酵あんこは市販されていません。
そのため自分で作る事になるのですが、いざ食べてみるとまずい・苦いと感じる場合があるようです。
本来、発酵あんこは砂糖なしでも甘いのが特徴なので、まずい・苦いと感じる場合は発酵あんこ作りに失敗してます。
ちなみにまずいと感じるのは、甘くない場合と酸っぱくなっている場合が多いようです。
原因はいくつかあるので順番に見ていきましょう。
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甘くない原因 その①:水分不足
水分が少なすぎると発酵が上手くいかなくて甘くならない場合があります。
甘くない原因 その②:発酵させる温度が低い
発酵あんこを甘くするのに欠かせない酵素が一番活発に働くのは60℃くらいです。
これよりも低すぎると働きが弱くなってしまい、甘くならない事があります。
逆に温度が高すぎると酵素が死んでしまい、甘くなりません。
甘くない原因 その③:発酵時間が足りない
甘くするには8~10時間くらい発酵させる必要があります。
また温度が低い場合も発酵が不十分で甘くなっていない事があります。
酸っぱい原因 その①:発酵させる温度が低い
温度が低いと甘くならないだけでなく、酸っぱくもなりやすいです。
酸っぱくなる原因は乳酸菌で、この乳酸菌は50℃以下で活発に活動します。
50℃以下の低温状態が続くと乳酸菌はどんどん増えていき、酸っぱくなってしまいます。
酸っぱい原因 その②:日数が経過した
発酵あんこは完成後冷凍庫で保存していると10日くらいで酸っぱくなってきます。
この原因も乳酸菌で、冷蔵庫の低温で働きが活発になってしまうためです。
それ以上の期間保存したい時は冷凍しておきましょう。
苦いと感じる原因は“渋切り”をしなかった事にあります。
発酵あんこの原材料である小豆の外皮にはサポニンという成分が含まれています。
サポニンは体にとって良い効果が期待できる一方、苦みや渋み、えぐみなどの原因となります。
体に良いのですが、我慢できない場合は外皮を取り除いてから作るようにしましょう。
ちなみに、発酵あんこは苦くても酸っぱくても食べる事は可能です。
しかし腐ったような変な臭いがする場合は傷んでいます。
なので絶対に食べないようにしましょう。
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発酵あんこの効果は便秘解消やダイエット?
発酵あんこが話題になっているのは物珍しさからだけではありません。
実はダイエットや便秘解消効果が期待できるんです。
その効果はたくさんあるので要点をまとめて紹介したいと思います。
血糖値が急激に上がらない
発酵あんこは砂糖を使っていません。
そのため血糖値が急激に上がる事がありません。
急激な血糖値の上昇は肥満のもとなので、これはダイエットする人にとって嬉しいです。
ダイエットにおいて嬉しい栄養素が豊富に含まれている
ビタミンB群はダイエットにおいて欠かせない栄養素です。
脂肪を燃焼させたり基礎代謝をアップさせたりしてくれます。
また先ほど触れたサポニンもそうです。
苦みや渋み、えぐみの原因となる成分ですが、コレステロール値や中性脂肪を低下させる効果が期待できます。
他にも腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えるオリゴ糖も含まれています。
なお、小豆は食物繊維をたっぷりと含んでいます。
不溶性食物繊維はなんとごぼうの約5倍、そしてさつまいもの約9倍も含まれているんです。
便秘解消効果はもちろん、老廃物がなくなることにより体内に毒素を溜め込まないので脂肪が付きにくい体になるとされています。
更に発酵あんこは名前の通り発酵食品です。
発酵食品には以下の効果が期待できます。
・便秘改善効果
・脂肪燃焼効果
・代謝アップ
つまり発酵あんこにはダイエットをしたい人にとって嬉しい栄養素が含まれており、便秘解消効果も期待できるというわけなんですね。
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まとめ
発酵あんこは本来砂糖を使わなくても甘いのが特徴です。
まずい・苦い・酸っぱいなど、違う味が感じられる場合は作るのに失敗しています。
とはいえ、腐ったような変な臭いがしない限り食べても問題ありません
腐ったような変な臭いがした場合は傷んでいるので食べないようにしましょう。
発酵あんこには小豆の栄養素・発酵食品それぞれの良さがあり、それのおかげでダイエットや便秘解消効果が期待できます。
体に優しいので興味のある人は是非作ってみてくださいね。