甘茶は名前の通り甘い味がして美味しい飲み物です。
その甘茶ですが、妊婦や糖尿病の人でも飲めるのでしょうか。
カフェインや糖分はどれくらいある?
甘茶は日本古来の飲み物でお寺での花まつりなどの行事でも甘茶が使われています。
お寺を参拝された時に甘茶をふるまってもらった人もいるかと思います。
その甘茶は妊婦や糖尿病の人でも飲めるのかについて書いていますので見ていって下さいね。
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甘茶は妊婦や糖尿病でも飲める?
甘茶はユキノシタ科のガクアジサイの変種であるアマチャの若い葉を摘み揉んで乾燥させたものです。
揉んで乾燥する際に葉を湿らせて葉を発酵させると、より甘さが出るそうです。
仏教では花祭りの際にお釈迦様の頭上に甘茶を注ぐこともされています。
この甘茶はカロリーがなく、ダイエット中の人にもオススメの飲み物です。
また、ノンカフェインですので、妊婦の人が安心して普段に飲む飲み物として選んでもらってもいいかと思います。
カロリーがない甘茶ですのが、甘みは砂糖の約400~800倍もあるそうで、砂糖を摂取することができない糖尿病患者の人に良いものだそうです。
この他にも花粉症などのアレルギーに効果があったり、歯周病や口臭予防にもなるという優れたものです。
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カフェインや糖分はどの程度?
甘茶には苦み成分のタンニンが含まれていますが、カフェインは含まれていないとされています。
その為、妊娠中の人も安心して飲めるものと言えます。
糖分も先ほども書いた通り砂糖の400~800倍もの甘みを感じることができます。
この甘味成分はフィロズルチンとイロフィログルチンと呼ばれる成分からなっています。
また、人工甘味料のサッカリンの約2倍も甘く感じるようです。
とても甘い甘茶ですが、タンニンが含まれている為、煮詰めてしまうと苦みが強くなってしまったり、濃い甘茶を飲むと中毒症状に似た症状を引き起こすこともありますので、作る時は2~3グラムを1リットルの水で煮出すことを厚生労働省が推奨しておりますので、気を付けてくださいね。
まとめ
甘茶はノーカロリー、ノンカフェインで、妊娠中の人でも安心して飲めるものです。
また、医薬品にも登録されていて、砂糖などを摂取を制限されている糖尿病の人が砂糖の代わりに甘茶を使用されているそうです。
これ以外にも花粉症やアトピーにも効果があると言われている甘茶ですので、小さなお子様や、花粉症で悩まれている人は是非甘茶を飲むことをお勧めしたいと思います。