飲食店で注文した後、なかなか料理が出てこない・・・。
こんな経験はありませんか?
早く食べたいのに出てくるのが遅いとイライラしてきますよね。
特に時間がない時なんかは待ってられないという事もあるでしょう。
飲食店で出てくるのが遅いから帰るのはダメなのでしょうか?
それともアリなのでしょうか?
また、飲食店で出てくるのが遅いからキャンセルしたりクレームを言うのはアリなのでしょうか?
今回はこれらの点について調べましたので、見ていって下さいね。
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飲食店で出てくるのが遅いから帰るのはダメ?アリ?
お腹が空いたから入った飲食店。
注文した料理が出てくるまでってわくわくしますよね。
でもその料理がなかなか出てこないと次第にイライラへと変わっていってしまいます。
特に昼休み中など、時間があまりない時だと困ってしまいます。
これ以上は待っていられない・・・そんな時どうしたらいいのでしょうか。
あまりに遅いと”帰る”という選択肢が浮かんでくると思います。
飲食店で出てくるのが遅いから帰るのはダメなのでしょうか?
それともアリなのでしょうか?
出てくるののが遅い→食べる時間がないという理由であれば帰るのはアリだと思います。
しかし料理を注文した後、故意に帰るのはダメです。
というのも、料理を注文した時点でお店と客との間で契約が成立しています。
厳密にいうと帰る場合でも料金の代金を支払う義務が発生しているんです。
しかし多くの場合は料金を請求される事はないでしょう。
ただしこれはあくまでも店の厚意です。
故意に注文をした後に帰るのはもちろん、遅いからと帰る行為を繰り返していると代金を請求される可能性は十分にあります。
どのくらいで料理が提供できそうか事前に尋ねておくと、こういったトラブルを避ける事ができるのでオススメです。
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飲食店で出てくるの遅いからキャンセル,クレームはアリ?
飲食店で注文した料理が出てくるのが遅い場合、状況によってはキャンセルしたいですよね。
では飲食店で出てくるのが遅いからという理由でキャンセルやクレームはアリなのでしょうか?
注文した料理をキャンセルする事は難しいです。
客「〇〇をお願いします。」
店員「かしこまりました。」
このやり取りをした時点で契約が成立しています。
つまりお店には料理を提供する義務と対価を貰う権利が発生し、客には提供してもらった料理の代金を支払う義務が発生するんです。
堅苦しい話ではありますが、これは民法でも定められています。
ただし注文した後でも、まだ料理を始めていなかったり料理が運ばれてくる前であればキャンセルを受け付けてくれるお店も中には存在します。
しかしそれはあくまでも店側の厚意です。
また頻繁に行って毎回遅いようであれば、それ自体に対してのクレームはアリかもしれません。
しかしキャンセルできない事に対してのクレームは好ましくありません。
理由は先ほども書いた契約の事があるからです。
互いに後味の悪い結果になりかねませんし、不要なトラブルを避けるためにもやはり事前にどのくらいの時間で料理が提供できそうか尋ねるようにしましょう。
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まとめ
飲食店で注文した料理がなかなか来ない時、時間がないなどの理由があれば帰るのはアリです。
しかし注文した後故意に帰るのはダメです。
料理を注文して店員が承諾した時点で、客と店員との間に契約は成立しています。
そのため食べていなくても注文した以上は支払う義務があるんです。
ただ、お店の厚意によって支払いを請求されない事もあります。
しかし何度も繰り返すなど、悪意があると見做された場合は支払いを請求される可能性はあります。
これは注文のキャンセルでも同様です。
トラブルを避けるために、料理が提供されるまでの時間をあらかじめ店員に尋ねておくとお互いに嫌な思いをしなくて済むのでオススメですよ。