栗の実にいる虫を間違って食べるとどうなるのでしょうか?
その虫の名前は?
また消毒方法はどのようにすればよいのでしょうか。
農園など消毒をしている物だと少ないようですが、農薬などを使用せずに育てている栗ですと中に虫がいる事があるそうです。
栗の中にいる虫は食べることが可能なのかや、その虫の種類や消毒方法について書いていきますので、見てくださいね。
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栗の虫は食べることが可能?何の虫?
秋になると栗が旬になり、栗ご飯などにして食べる人も多いですよね。
家族や友達と栗拾いに行かれる人もいるのではないでしょうか。
ほんのり甘くて美味しい栗ですが、たまに栗の実に虫がいる事があるそうです。
その虫はクリシギゾウムシという虫の幼虫か、クリミガだそうで、もし間違って食べてしまっても大丈夫だそうです。
何故大丈夫なのかというと、この幼虫は栗の実しか食べていないため大丈夫と言われています。
クリシギゾウムシとはゾウムシという昆虫の幼虫で、産卵の際、実に穴をあけて直接産み付けます。
孵化した幼虫は実の中で栗を食べ成長し、栗が落下すると土の中に移動して蛹になり、数年後に成虫になるそうです。
もう一つの虫であるクリミガも実に産卵し、栗が落下した後落ち葉の下などに繭を作り、冬を越した後に孵化する虫になっています。
どちらも栗の実しか食べていないため、もし虫がいる事に気づかずに食べてしまっても体には害は無いようですね。
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栗の実の中にいる虫の消毒方法は?
栗の実の中にいる虫を食べてしまっても大丈夫だと言われていてもやはり虫を食べるのは抵抗があると思います。
間違って食べないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。
栗を食べる前に低温で茹でておくと、もし卵や虫がいたとしても卵の成長を止めることができますし、幼虫の状態だったとしても死んでしまうため低温で茹でておき、栗の表面を乾かした後、冷蔵庫で保存しておくといいかと思います。
この方法ですと栗自体の甘みも増すそうですので、いいのではないでしょうか。
山などで栗を拾ってきた場合はまず栗を水に入れて浮いてきたものはすでに虫に実を食べられてしまった後になるそうですので、下に沈んだ実だけを持ちかるようにして下さいね。
また栗を並べて1日程置いて栗に白い粉が出て来たら中で幼虫が活動しているものになるそうですので、この実は捨てるようにして下さいね。
家で栗を育てていて、実に虫が付かないようにする方法は成虫が実に産卵させないように8月から9月ごろにイガに農薬を散布することになります。
これによって実に卵を産みつけられることを予防することができるかと思います。
大量に散布すると薬害を起こしてしまうかもしれませんので、適量を散布するようにして下さいね。
まとめ
栗は栗ご飯やスイーツなど食べ方にも色々な種類がありますよね。
実の中には虫がいる事もあり、食べてしまっても体には害のないものだそうですが、やはり虫を食べるのは抵抗があるかと思います。
虫を取り除くには実を割って爪楊枝で取り除く方法もありますが、低温で茹でて冷蔵庫で保存するという方法などがあります。
うっかり食べてしまう前に虫が入っているのかを確認して取り除き、美味しく栗を食べてくださいね。