菖蒲湯でアレルギー起きるのか?
かぶれ・湿疹・アトピーの症状は出るのでしょうか?
江戸時代に武家社会ということもあり、菖蒲と尚武をかけて尚武の節日として祝うようになったのが、端午の節句O始まりと言われています。
その名残で5月5日に菖蒲湯に入る習慣が残っているそうです。
その菖蒲湯に入るとアレルギーを引き起こすことはあるのでしょうか。
症状はかぶれ・湿疹・アトピーなどでしょうか。
菖蒲湯でアレルギーを引き起こすことがあるのかについて書いていきますので見ていって下さいね。
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菖蒲湯でアレルギーを起こす?
子供の日には柏餅やちまきを食べ、お風呂は菖蒲湯につかる家庭は多いかと思います。
菖蒲とはサトイモ科の植物で、水辺に生えています。
アヤメなどと似ていますが、分類上は違う植物になるそうです。
昔から菖蒲湯は「薬湯」とされており、邪気を払う「厄除け」としても使われてきたそうです。
まだ小さい赤ちゃんを菖蒲湯に入れてアレルギーを起こしたらと心配されるお母さんもいるかと思いますが、菖蒲自体にアレルギーを引き起こす物質は確認されていませんので、赤ちゃんも安心して菖蒲湯に入ることができるかと思います。
ただ、買ってきたり、山で直接取ってきたりした後綺麗に洗わないと虫が付いていたり、農薬が残っていたりして、それに対してアレルギー反応を起こしたり、虫に刺されてしまうなんてこともありますので、菖蒲湯に使う時は念入りに洗うようにして下さいね。
また菖蒲は先がとがっていて、肌を傷つけてしまうことがありますので、そうならないように菖蒲を先にお風呂に入れておいて、入る時に菖蒲をお風呂から出しておくと安心なのかなと思います。
このように菖蒲湯は体に良いものですので、是非子供の日に菖蒲湯に入ってくださいね。
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アトピーやかぶれ湿疹が出る?
先ほども書いたように菖蒲自体にはアレルギーを引き起こす物質があるとは確認されておらず、菖蒲湯に入ってアレルギー反応を引き起こすとは言い難いかと思います。
ですが、もともとアトピーなど持病がある場合はその時の体の調子で菖蒲湯が刺激になってかゆみを感じてしまうこともあるかもしれません。
かぶれや湿疹などもある場合はいきなり菖蒲湯につからず、体の一部にお湯をかけてから何もなければ全身使るようにしてみてください。
万が一かゆみや何か異常を感じた場合は焦らずシャワーで体中を洗い流すようにして下さいね。
菖蒲湯には保湿効果もあるそうですので、肌の調子が良くなるかもしれませんよ。
まとめ
菖蒲湯は体に良い薬湯と言われており、アレルギーを引き起こすと言うより、肌の調子を整えてくれたり、リラックス効果ももたらしてくれるそうです。
ですが、お湯に入れる前に綺麗に洗っておかないと農薬が残っていたり、虫が付いていると、それが原因でアレルギーを引き起こしてしまうことにもなりかねませんので、念入りに洗うようにして下さいね。
5月5日の端午の節句は家族でゆっくり菖蒲湯につかるのも日ごろの疲れが取れていいかもしれませんね。