春先になると黄砂や花粉が飛散してきますが、大きさや症状は何か違いはあるのでしょうか。
黄砂と花粉を比較して色々書いていますので見てくださいね。
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黄砂と花粉の大きさの違いは?
春先になると中国から黄砂が、黄砂がなくても花粉が大気中に舞って辛い時期になってしまいますよね。
黄砂が多く日本に飛来する日は大気が全体的に薄い黄色の空になり、何となく空気がざらついているように感じる人もいるかもしれません。
大きさは平均的な大きさで、0.004mmになります。
中国から飛び始めた時はもう少し大きな粒ですが、長距離を飛散する間にだんだん小さくなり、この位の大きさになるそうです。
同じく春に飛ぶと言えば花粉ですよね。
特に花粉症の人はアレルギー症状が出て、マスクや薬が手放せない人も多いかと思います。
花粉の大きさですが、スギ花粉ですと0.03mmと、黄砂に比べると大きいです。
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症状の違いはある?
黄砂と花粉、この二つはどちらもアレルギー症状を発症させる原因かと思うかと思いますが、実は違います。
花粉はアレルギーを発症させるのに対し、黄砂はアレルギー症状を悪化させますが、黄砂自体ではアレルギーを発症しないと言われています。
黄砂でアレルギーが悪化させるというのは動物実験で検証されているそうです。
なぜ、アレルギーを悪化させるのかと言いますと、黄砂の主成分である二酸化ケイ素と言う物質が悪化させる原因となっています。
その他にも黄砂に含まれている細菌やカビなども喘息や、気管支炎を悪化させてしまうのです。
黄砂アレルギーと言われている咳、肺炎、熱や慢性病などはアレルギーが原因ではなく、健康被害であります。
花粉の症状は目、鼻、皮膚など様々な症状があります。
これは体内に花粉が入った時に体の中で異物と認識した際に、体の外に排出しようとする働きが起きる為、涙や鼻水、くしゃみなどを起こすのです。
簡単ですが、これが花粉症のメカニズムになっています。
また、発症する人には個人差があり、花粉を吸ってきた量が関係しています。
よく言われる例えが、その人ごとに花粉を溜めるバケツがあり、そのバケツから花粉があふれてしまった時が花粉症になってしまう時であると言われています。
そのバケツも人によって大きさが違うため、同じ環境でも発症する人としない人と別れてしまうそうです。
まとめ
黄砂と花粉、多く飛散する時期は共に春先から夏ごろまでと同じですが、花粉はアレルギーを引き起こすが黄砂はアレルギーを悪化させると違いがあります。
どちらもあまり多くの量を体内に取り入れてしまいますと健康被害も多くなってしまいますので、対策としてマスクや、空気清浄機を使う、黄砂が多い時は外干しを控えるなどの対策をするようにして下さいね。